ネット集客が苦手でも地域密着型で約40%の成約率。ミツモアには一年通して出張着付けのニーズがある

福岡を拠点に出張着付けを手がける高崎 薫里さん。20年超のキャリアがありますが、ネット集客には長らく苦手意識を抱えていました。そんな時にミツモアに登録、成約率は約40%と好調です。

ミツモアの使い勝手、実際に成約した仕事内容、成約のコツ、今後の展望などをうかがいました。

目次

思うように集客できず悩んでいた着付け師がミツモアに登録

──ミツモアに登録する前は、どのように集客していたのでしょうか?

私は美容部員としてメイクの技術を習得し、着付けの技術も身につけ、結婚してからは二人の子どもを育てながらフリーランスの着付け師・メイク講師として仕事を続けてきました。営業は主に人からの紹介や友達を介しての口コミなどでした。

ホームページも作りましたが、なかなか知らない人がアクセスしてくれませんし、今後の集客方法をどうしようかと悩んでいたんです。

──フリーランスの仕事のみだったのでしょうか?

いいえ。ホテルの着付けスタッフとしても働いていました。その場合は、ホテル側が決めた帯の結び方など一定の方法に従わなくてはなりません。

品質を保つには仕方がないのですが、私個人の技術が発揮できないし、お客様のそれぞれのご要望も実現できないジレンマがありました。

──ミツモアのことはどのように知ったのでしょうか?

今年の初め頃、たまたまFacebook上に表示された広告でミツモアを見かけ、登録してみようかなと思い立ちました。

Web関連はどちらかと言うと苦手な方ですが、今の時代にはそうも言っていられません。世の中の流れに乗らなくてはと思いました。

ミツモアを介し、季節を問わず着付けのニーズがあることに気づく

──ミツモアに登録してみていかがでしたか?

すぐに依頼がきたので見積もりを返したら、運良く成約できました。しかし、最初のお客様はご都合でキャンセルになってしまったんです。

とはいえ、収穫はありました。Webを介して仕事をするのは初めてで、面識のないお客様とWeb上でやりとりしていくことには不安がありましたが、チャット等でお話していると「高崎さんの対応はとてもスピーディで好印象で、機会があったら次回ぜひお願いしたい」というコメントを頂きました。

その経験から、「ああ、私でも大丈夫なんだ」と自信が生まれました。

──ミツモアではどのような仕事がきましたか?

ミツモアを通じての出張着付けの仕事が増えました。

ミツモアのお客様の場合、「紐が辛くないですか」「帯はきつくないですか」と一つ一つお聞きしながら進められます。着付けというのは洋服と違って、お客様に合った着心地に融通を利かせることが技術的に可能なので、それが実現できるのはありがたいですね。

──ミツモアを使ってみて、気づいたことはありますか?

「着物を着せて欲しい」という具体的なニーズを抱えているお客様が常に依頼先を探しているということがわかりました。

着付けの仕事というのは、一般的にはシーズンによって大きく左右され、夏はあまり依頼がなく反対に春などは成人式や卒業式等で仕事が重なってしまう傾向があります。しかし、ミツモアですと繁忙期の波はあっても、一年通して依頼を受けとれます。

近隣のお客様には即答することで、ミツモアでの成約率が約40%に

──成約率40%近くと非常に好調ですが、見積もりを返す時に気をつけていることや成約するためのコツはありますか?

私はやりたい仕事は絶対後回しにはしない主義なので、可能な限り「即答」を心がけています。

また、お客様にとっては料金が一番気になる点だと思いますので、価格は一時間いくらという形でわかりやすく提案し、「早朝料金、延長料金はいただきません」とはっきりメッセージしています。

着付けの場合、何時までに終えるというスケジュールが定まっているケースが大半ですので、終了時間をオーバーすることは無いのですが、余裕をもって早目におうかがいし慌てずゆったりと進められるよう心がけています。その意味で、「時間をオーバーしても料金は発生しません」と明示しています。

──出張着付けというと地域は限定されているのですか?

基本的には交通費さえご負担いただければどこへでも出張します。中には、福岡で着付けをしたお客様が「姉が東京に住んでいて着付け師を探しているが、なかなかピタリとくる人が見つからないので紹介したい」と言ってくださった方もいますよ。

私は糟屋郡というエリアにいますが、近くの方のご依頼には即答で見積もりを返します。お客さまも、近所のプロを探しているケースってとても多いんですよ。

遠方だと高速道路代の負担も高くなりますし。近い地域でお客様とプロとが出会うことがお互い一番いい結果になるのではないかと思います。成約率が高いのも、地域密着型で依頼者に即答していることがあるのかもしれません。

着付けの時間を楽しんでもらえるプラスアルファの工夫で顧客満足度アップ

──着付けの際は、どのようにお客様に接していますか?

お客様一人ひとりの好みをしっかりと聞き入れ実現していくことを意識しています。

また、着付けしている間は、お客様にリラックスしていただきたいため、できるだけフィットする話題を口にしたり、ご質問についてもメイクのテクニックをお話ししたりしながら進めていきます。

例えば、お宮参りの着付けは、現実としてお子さんが生まれてまだ一カ月程という時期で、お母さんの体の方もきついですよね。そのあたり自分の子育て経験を交えてお話しながらリラックスしていただくようにしています。

少しでもお客様の気持ちに寄り添って、着付けの時間そのものも楽しんでいただけたらと思います。「美容院に出かけるのではなく家に出張してくれる着付けはとても助かる」といった声をいただくことも多く、嬉しいですね。

──着付けと同時にメイクも手がけていますね。

ええ、メイクもお客様の好みやその方に合う色あいをご提案したり、中には「眉の描き方を教えて欲しい」という方もいたりします。その際はプロとして「着物の場合はこんな風にすると馴染みますよ」といったピンポイントのテクニックもお話しします。

依頼した以上のものが返ってくると、お客様の満足度も高くなり、仕事を評価していただけます。仕事を通してお金を頂くこと以上に「お客様の望む着付けを実現する」ことを大切にしているので、ミツモアで仕事を得られることがとてもありがたいです。

海外の方にも着物の魅力と体験を届けたい

──今後はどのような展開をお考えですか?

ネットでの集客を広げつつ、従来の人脈や口コミによる仕事と組み合わせていく方向で進めていきたいと思います。

もう一つ、ぜひ海外の方に着付けをしたいですね。着物は日本の誇れる伝統美。民族衣装の美しさを国内にとどめているのはもったいないので、ぜひ世界中の人に知ってもらいたいと考え、各方面に提案をしてきました。

ここは「アジアの玄関口」と言われる福岡ですし、インバウンド需要も膨らむはずです。「日本の体験をしたい」というニーズが高まっているとも聞きますので、海外の方が来日した際には本格的な着付けをし、着物姿でお寺を回っていただくといった楽しみ方を提案できればと思います。

季節感、色彩、デザインを考えた日本の本格的な着付けで、多くの方に日本の伝統を味わっていただけたらいいですね。

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