茨城県坂東市で電気工事業を営むテクノAYS・佐藤さんは20代で独立し、26年以上にわたり電気工事一筋で歩んできたベテランです。
コロナ禍で下請けの現場が激減したことをきっかけに、お客様と直接つながり自分のペースで仕事ができるネット集客に注力すべくミツモアに登録。口コミがない状態から価格を下げずに、現在ではEVコンセント設置をはじめ、さまざまな案件を獲得しています。
佐藤さんがネット集客に移行した経緯や、ミツモアの使い勝手、活用法、今後の展望などを伺いました。
コロナ禍を経て下請けに頼らない、ネット集客に注力

── 電気工事の仕事で独立して26年とのことですが、これまでどのように集客してきたのでしょうか?
佐藤さん:私は20代で独立し、量販店や電気工事会社からの請負で一般住宅や建築現場の電気工事に従事してきました。
30代の頃は、大手メーカーの防犯カメラ設置、弱電セキュリティ工事、ハウスメーカーの戸建てやアパートの電気配線工事を請け負っていました。これらの仕事は、当時は利益率の高い仕事でした。
── 下請けだけに頼らず、直接仕事を取ろうと思ったきっかけを教えてください。
佐藤さん:コロナ禍によって、現場が止まってしまったことがきっかけです。
また、下請けの場合は、元請けのルールに従って工事しなくてはいけません。その点、直接仕事を取るなら、お客様のために、これまで培ってきた技術をいかして自分が一番良いと思える方法で工事ができます。
そのため、「エンドユーザーから直接仕事をもらえないかな」と思い、ネット集客中心に切り替えようと決意しました。
マッチングサイトを探して片っ端から20社くらい登録したと思います。その中で今も継続して使っているのがミツモアです。
現地調査が必要な現場で相性の良いミツモアのシステム、自動応募機能もフル活用

── 20社ほどマッチングサイトに登録された中で、ミツモアを使い続けている理由は何ですか?
佐藤さん:ミツモアだと仕事がしやすいというのがまずあげられます。
電気工事の仕事は、1回現場に伺い、状態を見てからでないと正確な見積もりを出せないことが多いですが、ミツモアの場合、日程のリクエストをもらうとお客様とチャットで会話できます。
その際に、まず現地調査の日程を決めて、現場を見て正確な見積もりを出し、お客様に一旦依頼するかどうかを考えて、納得されたら成約いただけます。お客様が依頼するかどうか決めるまでその案件はキープできます。
そのため、作業する時や支払いの時に、お客様が不満を感じることがなくなるのです。
── 他のマッチングサイトはミツモアとは違うのでしょうか?
佐藤さん:他のマッチングサイトだと、現場調査という概念がなく、お客様がある事業者に対して工事日を確定した上で申し込むことが多いです。その工事日より前に現地調査をする必要があるため、日程調整が難しく、案件が重なると、ややこしいことになります。
仕事の順序としても、お客様の立場に立っても、ミツモアのシステムのほうが使いやすいと感じます。
── 他に、役に立っている機能はありますか?
佐藤さん:自動応募機能は非常に役立っています。私の場合は、業種別に分けて、現場調査用のテンプレート、説明用のテンプレートをそれぞれ作って使い分けています。いちいち打ち込む手間がかかりませんし、他の業者に遅れをとらずにすみます。
プロフィールで上手にアピール、ライバルを研究しつつ、価格を下げずに案件を獲得

── マッチングサイトで仕事を受注するために、工夫したことを教えてください。
佐藤さん:まずお客様に私のことを知ってもらえるように、プロフィールを工夫しました。
量販店の下請けと書くと印象が良くないようなので、大企業での経験という形で記載しました。それから、お客様の不安を解消するために、自分の顔写真や工事している写真を掲載しています。
また、タバコの匂いを気にされる方も多いので、非喫煙者であることも記載しました。実は当時は誰もタバコについて記載してなかったのですが、このことを書いたら反応が良かったですよ。その後、他の業者も記載するようになっていました。
── チャットのやり取りはいかがでしょうか?
佐藤さん:チャットでの言葉遣いも、成約するためにとても重要だと考えています。
例えば、「それでは、宜しくお願いします」と「それでは、どうぞ宜しくお願い致します」といった感じです。
── 逆に他の業者を参考にすることもありましたか?
佐藤さん:見積もりを出しても案件が取れないことが続いたので「あれ、他の人に流れてるな」と思って調べたら、すごく丁寧にプロフィールを書いている業者が出てきました。
「〇〇年以上電気工事をやっています、絶対自信があります」という感じで、自信満々な文章が書いてありました。
そこで、私もプロフィールを変更してみたら、反響が変わったんです。こまめにチェックして、うまくいっている業者の良い点は参考にするといいですね。
── しっかりとライバルを研究しているんですね。
佐藤さん:実は、ゲストユーザーとして自分で依頼を出してみたこともあります。
茨城県のEVコンセント工事で発注してみたら、5社くらいから返信が来て、どういう文面で返してくるのかを確認できました。はじめの返信メッセージが業者によって全然違うので、すごく参考になりました。

── ミツモアで実績がなく、口コミがない間、案件を獲得するために、価格を下げましたか?
佐藤さん:いいえ、私は価格は下げませんでした。
先ほど申し上げたように、私は「この人なら安心して依頼できる」と思ってもらえるようにプロフィールを工夫しました。これまでの実績や人柄で選んでもらうように心がけました。
現在はトレンドのEVコンセントに注力!

── 佐藤さんが現在注力されている工事はなんでしょうか?
佐藤さん:その時々で求められる仕事は違うので、今のトレンドを考えて、ミツモアのプロフィールでもアピールすることを変えています。現在は、EVコンセントの需要が多いので、特にアピールして力を入れています。
── EVコンセントの案件はどれくらい獲得できましたか?
佐藤さん:先月はEVコンセントで6件見積もりをして、6件とも全部取れました。
電気工事士も高齢化が進んでいて若い人は少ないですが、必要とされる工事のトレンドをつかんで技術を磨けば、今はミツモアのような集客サイトを介して、案件を獲得するチャンスがあります。
── 電気工事士はできることが増えることで、さらにチャンスが広がるんですね。
佐藤さん:そうですね。電気工事はコンセント1つ付けるだけの依頼でも、そこから「分電盤が古いから交換が必要」「電気の容量を上げた方がいい」と仕事が広がることが多いです。
そうやって、1つの案件から複数の工事の依頼がきて幅広い技術があれば稼げます。
自分のペースで仕事がしたい!ネット集客10割が目標!
── 以前は下請けが中心だった佐藤さんですが、現在の売上の比率はいかがでしょうか?
佐藤さん:コロナ禍以前とは異なり、今はネット集客が6〜7割を占めるようになりました。ミツモアの案件も先月からありがたいことにかなり増えています。
自分が思った通りの工事がしたいですし、自分のペースで仕事がしたいので、本音を言えば10割ネット集客にしたいです。
── 今後の目標を教えてください。

佐藤さん:先ほど申し上げた通り、他の会社から受ける仕事をなくして、ミツモアやネットからの直請けだけで回せるようにしたいです。
もっと先の将来、70歳くらいになったら、ネット集客で1日1台インターホンをつけるくらいのペースで、のんびりと好きな仕事ができたら最高ですね。
