Web集客に苦戦していた行政書士がミツモアで成約率27%。仕事の分野やエリアも拡大

複数のマッチングサイトを使いながら、思うような成果がでなかったという片桐行政書士事務所の片桐さん。ミツモアに登録して、成約率は27%、新たな分野の案件でも数多く成約しました。

ミツモアに登録するまでの経緯、実際に成約した案件内容、成約を増やすためのコツ、今後の展望などをうかがいました。

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複数のマッチングサイトに登録したものの集客に苦戦

──片桐さんはミツモア登録前に他のマッチングサイトをお使いだったそうですね。

はい。Web上では士業関連の紹介サイトがいくつもありますので、ミツモアさんに登録する何年も前から複数のサイトに登録していました。行政書士の場合、新しい仕事を得るために営業をしたいと考えても、地域内での営業はなかなかハードルが高いという現実があります。

最近は独立した個人事務所がWebを使ってアピールしようと試みるケースも多いのではないでしょうか。私自身もいわば広告のつもりで有料登録をしたサイトもありましたが、有効活用できたかといえばそうでもありません。

──実際はどうだったのでしょうか?

事務所名が目に付く形でサイトに掲載されたら、仕事の依頼が入ってくる可能性はあるかもしれません。しかし、現実には新たな案件がそこから入ってきて仕事につながるということはほぼ無かったんですね。

ただ待つだけではなく、行政書士の相談コーナーで回答をする、といったことにもトライしてみました。たくさん回答を返すと、事務所の名前が目立つところに掲載されるシステムでしたが、やはり丁寧に答えるにはそれなりの手間や時間がかかりますよね。

しかし、結果としてタダ働きに近い状態でした。悩ましいなと思っている時にミツモアを知ったのです。

ミツモア登録後、最初の見積もりで新しい分野の仕事を獲得

──ミツモアに登録していかがでしたか?

正直、それまでミツモアについてはまったく知らなかったので、不安もありましたし、半信半疑でした。無料ということで登録してみると、見積もりの依頼が届き、なるほどこういうシステムなのかと使ってみながら理解していった感じです。

もちろん、見積もりに対してこちらから応募したとしても、最大5件のプロの中からお客様に選んでいただかなくてはならないわけですが、私の場合は幸運なことに最初の見積もりで成約できました。

──はじめて成約したその案件はどのような内容だったのでしょうか?

行政書士は行政手続を専門とする法律家ですので、手がけることのできる業務範囲は広いのですが、どうしても決まった領域の仕事に偏っていきがちです。

私の場合は建設業許可申請や自動車関連の許可申請の仕事が多かったのですが、ミツモアを介して入ってきた最初の見積もり依頼は、なんと「旅行業」関連の申請案件でした。私にとっては手がけたことのない新鮮な領域でしたし、実際にお仕事をすることで経験も蓄積できます。

何よりも、新しいことをやるのが楽しいんですよ。「そうか、ミツモアに登録するとこうした新しい領域の仕事に挑戦することができるんだな」という発見がありました。

これぞWeb集客プラットフォームならではの魅力だなと。

ミツモアによって仕事の分野だけではなく、営業エリアが広がる

──ミツモアにはじめに成約した案件が新たな分野だったとのことですが、ミツモアで他にどのような案件を獲得しましたか?

会社設立の申請、道路占用・使用の申請、民泊の申請、遺言書の作成などですね。ちょっと変わったところでは、お寺さんが納骨堂の設置を申請したいという案件もありましたよ。実にいろいろなジャンルの仕事をしています。

それに、先ほどお話した旅行業に関するご依頼者は、私の事務所がある愛知県ではなく県外の方でした。つまり、仕事の分野のみならず営業エリアについても、ミツモアによって広げることができたというわけです。

愛知県岡崎市に事務所を構えて営業しているだけでは出会えない、新しいお客様ということです。

──今の段階で、従来のお仕事とミツモアからの仕事の割合はいかがでしょう?

人に紹介されたり口コミによる従来型の仕事と、ミツモアからWebで出会うご依頼者の仕事が半々程度といったところでしょうか。これも以前と比べて大きな変化だと思います。

曖昧にしない丁寧でお客様の立場に立った対応がリピーターを生む

──片桐さんは27%近くと成約率が高いですが、何か成約するためのコツなどがあるのでしょうか?

他の行政書士の事情を知らないので、自分では「成約率が高い」と自覚していなかったのですが(笑)。

とにかく心がけていることは、見積もりの段階で提示する価格を抑え目にする、ということでしょうか。まずは選んでもらわなければ何も始まりませんからね。

ただし、その先は丁寧に細かくお話をしていきます。例えば株式会社設立なら15万円といったように、申請に対して一定額の手数料がすでに定まっています。

まず前提として、そうした費用がかかることをお示しし、その上でギャランティーはいくらといったご説明をしていきます。

一つ一つ誠実に、曖昧にしないでやりとりをしていくことを基本とし、ご依頼者がご納得いただけたら実務へ入っていくという流れでやっています。結果として、信頼していただけて後にまたリピートしてくださるお客様も複数いらっしゃいますよ。

相性の良いお客様を見つけるツールとして、ミツモアを活用させていただいている感じですね。

──依頼者とはメール等だけでなく電話でお話をするのですか?

そうですね。私の仕事の場合は、ご依頼者のニーズがどこにあるのかを細かく正確に掴むことがポイントですから。法人の方でも個人の方であっても、依頼者は専門家ではないので行政用語や申請関連の手続きについて、わからないことが多いはず。それで当たり前なんです。

ですので、質問をさせていただくうちに、行き違いや誤解があったことがわかるケースもあります。例えば「建設業許可申請」のご依頼で始まったけれど、実は「農地転用許可申請が必要な案件」だった、ということもありました。

ですから、私としてはできるだけ相手の立場に立って困っていることは何なのかを細かくお聞きし、可能な限りご要望に応えることを心がけています。依頼者様の立場に寄り添って進めていく、ということでしょうか。

新たに民事信託の活用による資産管理の分野に注力したい

──今後、片桐先生が手がけていきたい新たな領域がありますか?

そうですね、民事信託の活用による資産管理の分野でしょうか。この制度を使うと、信頼できる家族等に遺産承継や納得のできる相続をしてもらうことが可能です。

例えば子が親名義の不動産を管理・運用したり収益は親が受益者として受け取る、といったような柔軟な対応ができるようになりました。しかし、比較的新しい制度なので、まだ世の中に浸透していないようです。案件を成約するところまでいっていない、というのが正直なところです。

──高齢化社会を反映した、新しい柔軟な制度ということですね。

ええ。認知症を発症すると遺言書を作れなくなってしまうということをどれくらいの方がご存じでしょうか。認知症のような状況になるその前に、ご本人も家族も納得した形で信託できるこの制度をもっと活用すると良いと思います。

亡くなった後のことよりも、人間は生きている間いかに活き活きと暮らすことができるか、の方が大切だと私は考えています。

社会的に意義があり、ご本人や家族にとって有意義な制度なので行政書士としても力を入れたいと思っています。ミツモアさんからの見積もり案件としても、今後増えていってほしい分野ですね。

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