フローリストとカメラマン、2つのカテゴリで登録している谷澤 明美さん。専業カメラマンとしての経験がない中、ミツモアでお花を組み合わせたサービスを展開し、仕事につなげました。
フローリストとカメラマンでミツモアに登録するまでの過程や受注した仕事の内容、成約のコツ、今後の展望などをうかがいました。
花のビジネスで独立するために結婚式の装花・フローリストとして登録
──ミツモアに登録されたきっかけから教えてください。
2018年の秋頃、「装花」や「花屋」「フリーランス」といったワードでネット検索していた時、たまたまミツモアのサイトに出会い、登録してみようかなと思い立ちました。
私は生花やプリザーブドフラワーのアレンジメントをする会社で働いた経験があったため、技術やノウハウを習得していました。それを活かしてゆくゆくは、花のビジネスで独立できたらいいなと考えていたのです。
──登録した当初はカメラマンではなかったわけですね?
はい。当初のカテゴリは「結婚式の装花・フローリスト」でした。「本当に反応が返ってくるのかな」と半信半疑でしたが、次々に見積もりのご依頼が入ってきたので手応えを感じました。
趣味のポートレート写真でニーズに気づき、カメラマンとしても登録
──フローリストとして登録した後、なぜ「カメラマン」としても登録されているのでしょうか?
私はカメラを自分の趣味として撮影していました。インスタグラムに「女の子×花」というテーマでポートレート写真を撮って作品として掲載していたんです。
それを見た方から「自分も撮ってほしい」という依頼のメールが入ってくるようになりました。ちょっとびっくりしましたが、「ああ、そういうニーズがあるんだな」と気づかされました。
──SNSで「映える」写真に対するニーズも大きいんでしょうね。
そうだと思います。特に花を使って演出しているため、女性にしか撮れない写真ということでしょうか。
「撮って欲しい」と口コミやインスタで広がった依頼者の年齢は十代から三十代くらいと幅広く、属性も高校生、社会人、主婦、モデルの方、ダンサーなど様々でした。
そうした方々の写真を撮影し続けているうちに「もっと多くの方を撮影したい」と考えるようになり、ミツモアでカメラマンの登録をしました。
お花と写真撮影を組み合わせたサービスをミツモアで展開
──お花の仕事での成約のコツを教えてください。
お花の方は、関西という地域性もあるのか競合相手が比較的少なくて、お見積もりを返すと良い反応をもらえる感触です。気をつけているのは、ブーケがいくら、高砂装花がいくら、ゲスト装花はいくらと細かく一つずつ価格を具体的に提示することです。
──カメラマンはお花とは違いますか?
カメラマンの方はものすごく競争相手が多くて、しかも私よりも経験がはるかに豊かで機材もたくさん持っていらっしゃるプロが登録されていますので、成約するのはなかなか大変だなと感じています。
その中で私ができることは、お花の制作と撮影とを組みあわせていくこと。それが結婚式やプロフィール写真を撮る仕事につながっていったらいいなと思っています。
──お花と撮影を組み合わせた仕事は実際受けたことがありますか?
はい。実はミツモアで実際に仕事をしたケースで、結婚式の二次会の撮影依頼の方とチャットをしていたら、「装花の方でも谷澤さんに依頼を出しています」と仰ってくださって、その時に同じ方だということに気付きました。
一人の方の中に「会場を彩る花がほしい」というニーズと「結婚式の撮影をしてほしい」という両方があって、ミツモアで別々に見積もり依頼を出していたわけなんです。
──他のカメラマンとの差別化としても、「花の制作と撮影」という提案が面白いですね。
確かにそうですよね。私自身、やっているうちに段々と見えてきたテーマですが、考えてみると女性って花がお好きな方が多いし、自分のイメージに沿ってオリジナル制作したブーケと一緒に写真を撮りたい、特別な時じゃなくても花と一緒に撮影をしたいという方も実はたくさんいらっしゃるのではないかなと今は感じています。
──趣味としてカメラ撮影をスタートされましたが、撮影技術についてどのようにアピールされていますか?
インスタグラムにはこれまで撮影してきた女性約100名の作品を上げていますので、ご依頼者にはそれを御覧いただき、私の作品のテイスト感や特徴をわかっていただければと思っています。いずれは作品の特徴がきちんと伝わるようなクオリティの高いホームページを作成したいと思っています。
丁寧な打ち合わせでトラブルを防ぎ、お客様との距離も縮める
──お客様とのコミュニケーションではどのような点を気をつかっていますか?
チャットで細かくニーズをお聞きし、場合によっては事前に直接お目にかかり、打ち合わせを入念にします。装花をお受けする場合は事前に花器や素材を現場搬入し、後には撤収もありますので、ご依頼者や会場のスタッフとコミュニケーションを密にしておかないとトラブルの元になります。
カメラマンとして撮影するだけなら当日現場に入ればいいのですが、花と両方だとその何倍か手間と時間もかかります。
──複数のサービスをすると大変な面もあるんですね。
はい。ただその分、依頼者との距離も縮まり、仕事が終わった後に食事に誘っていただいたこともあったりしました。そういう交流は嬉しいですよね。
専業のカメラマンでなくてもミツモアなら仕事につながる

──ミツモアに登録してみてよかったことは何でしょうか?
専業のカメラマンとしてスタートしていない私のようなケースでも仕事につながる点が、まずすごいと思います。また、ミツモアに登録することでプロカメラマンのアピールの仕方や価格設定など、リアルな現状を学ぶことができたことも良かったです。
──今後はどのような展開をお考えですか?
ホームページ等を準備し、装花と一緒に発注できる、ということを重点的に伝えていこうと思っています。さらにミツモアさんを活用させていただきながら積極的な営業を展開することが目標です。
最終的には、花を使った撮影が日常的になるような文化が根付くことを夢見ています。
