業界縮小により案件が激減。三代目表具師が伝統技術を活かしながらミツモアのリフォーム分野で活路を見出した事例

| 登録前の働き方 | 他サイト併用・乗り換え |
|---|---|
| 登録前の課題 | 他の集客サービスで成果が出なかった、価格競争・低単価に悩んでいた |
| 登録後の効果 | 案件数アップ、商圏拡大、営業・業務デジタル化 |
愛知県岡崎市の歴史のある三晃堂表具店の三代目である大高一晃さん。掛軸、額、屏風の仕立てや張替えの仕事が減っていく中、ミツモアではクロス、襖、障子、網戸の張替え、ドアの修理などの案件を受注しています。
今回は、大高さんがミツモアに登録するまでの経緯、ミツモアを使った上での感想、ミツモアの活用法などをうかがいました。
仕事が減り、400軒以上あった表具店が28軒に。新たにクロスやドアや襖を手がけるようになった

── 大高さんの経歴について教えてください。
大高さん:私は岡崎の地で85年以上続く、掛軸、額、屏風を仕立てたり、張替えたりする表具店の三代目です。24歳まで京都で修業し、伝統的な技術を守りながら、独自に進化させて仕事をしてきました。
── 現在、大高さんは掛軸、額、屏風だけではなく、クロス、襖、障子、網戸の張替えなども手がけていますね。表具師として積み重ねた確かな技術があるのに、なぜ、こうしたサービスも始めたのでしょうか。
大高さん:それは、日本人のライフスタイルの変化により、やむを得ないことでした。
現在、新築の住宅では襖や障子が少なくなり、和室がまったくないこともあります。そのため、表具師として長期間にわたって同じ現場で作業するような仕事が減ってしまったので、過去のような形で仕事を続けるのは難しくなってしまったんです。
実際に、昔は組合に加盟している表具店は400軒以上あったそうですが、現在は28軒ほどに減ってしまいました。
── 住宅に関わる仕事をされていて、技術もあったので、需要のある住宅関連の仕事を新たに始めたんですね。
大高さん:はい。知り合いの工務店から声をかけられたのもあり、約10年前から網戸、襖、クロス、ドアなども手がけるようになりました。
砂壁のある茶室など、一般的なリフォーム会社では対応が難しい仕事を頼まれることもあります。長年培った技術は弊社の強みだと思っています。
── 新しい分野のサービスを始めたときは、どのように集客していましたか?
大高さん:はじめは昔からのお客様や知人の紹介に加えて、Google検索で自社サイトを見つけた方から直接電話をいただいていました。
── ミツモア以外のマッチングサイトも活用されていましたか?
大高さん:はい。別のマッチングサイトも活用していましたが、あるサイトはライバルが多いのか価格競争が厳しく、かなり見積もり金額を抑えないと受注が難しかったです。
また、もう一つのサイトはお客様が少ないのか、受注できるのは年2〜3件ほどでした。さらに使い勝手の面でも、応募する際に自分で案件をその都度確認しなければならず、現場仕事で忙しい身としては案件を見落としやすく不便でしたね。
ミツモアのプロフィール作成支援があり、スムーズなスタート。すぐに案件を獲得できた

── ミツモアに登録したきっかけを教えてください。
大高さん:ミツモアから連絡がきて話を聞き、登録の負担が少なそうなので、「やってみよう」と思いました。
── ミツモアからご連絡をしたのですね。なぜ、負担が少なそうと感じたのでしょうか?
大高さん:ミツモアは登録する際にプロフィールを作成するようですが、私はそうした作業は慣れていないので負担でした。写真はこちらで提供しましたが、ミツモアがプロフィールをほとんど作成してくれたのでスムーズに登録できました。
── 登録直後は、案件を順調に受注できましたか?
大高さん:はい。登録当初から、条件を設定していれば自動で案件に応募できる自動応募を利用していたこともあり、登録後からスムーズに受注できました。名古屋市や三河地方、その間にある地域など、設定したエリアから案件が届きました。
── 口コミが少ない時期でも受注できましたか?
大高さん:当時は、今ほど口コミを重視するお客様ばかりではなく、価格や日程が合うかどうかが大きかったと思います。対応できる日程で、移動に必要な費用も含めた条件に納得していただければ、場所にかかわらず伺うようにしていました。
最近は口コミを確認するお客様も増えていますが、最初から特別なことをしたわけではありません。届いた依頼を見て、自分にできる仕事を一つずつ受けていきました。
ミツモア経由の売上が全体の約20%に。市外のお客様が増え、リピーターの獲得にも成功

── ミツモアに登録した当初から順調に案件を獲得できていたとのことですが、現在、ミツモア経由ではどれくらいの売上がありますか?
大高さん:月によって違いますが、月10万〜15万円ほどです。全体の売上に占める割合は10〜20%ほどですね。十分に売上の柱の一つになっています。
── 売上以外でミツモア登録後、どのような変化がありましたか?
大高さん:これまでは、岡崎市周辺のお客様が中心でしたが、ミツモアでは三河地方以外や名古屋方面のお客様からのご依頼がありました。新しい地域のお客様とのつながりができたのはよかったと思います。
── リピートのお客様もいますか?
大高さん:はい。一度仕事をしたお客様から、2年後に別の修理を頼んでいただくことがあります。気に入っていただけたなら、同じお客様と長くお付き合いできるのが一番ありがたいですね。
現場仕事で忙しいプロをミツモアの案件に自動で応募できる機能やスケジュール管理機能がサポート

── 自動応募機能をご活用いただいていますが、今もお役に立っていますか?
大高さん:自動応募機能は、本当に楽でありがたいです。他のお客様のところで作業している間も、自動で応募してくれます。運転中はスマートフォンを操作できないので、自分で案件を探して応募しなくてもよいのは助かります。
マッチングすると日程のリクエストが届き、第3候補まで確認できます。その中から自分の空いている日を選べるので、無理のない範囲で対応できるのも良いですね。
── スケジュール管理はいかがですか?
大高さん:ミツモアのスケジュールはGoogleカレンダーと連携しているので便利です。Googleカレンダーに自分の予定を入れるとミツモア側にも反映され、ミツモアの予定もGoogleカレンダーで確認できます。一つのカレンダーを見れば、ある程度の予定が分かるので、複数の仕事を抱えている身としては助かりますね。
ただし、仕事を受けた後は必ず予定を確認しています。確認を怠って予定が重なると、お客様にも迷惑をかけてしまいますからね。
口コミは約270件。高評価を得るコツは早い返信と丁寧な現地調査
── お客様から連絡が来たとき、心がけていることはありますか?
大高さん:まずは、なるべく早く返信することです。その後、修理する箇所の写真を送っていただきます。大きさや本数もしっかりと確認するようにしています。
── 大高さんは270件近い口コミがあり、高評価を獲得していますが、現地でお客様に説明するときなど、心がけていることがありますか?
大高さん:紹介やリピーターとは異なり、お客様はどんな人が来て、どのような仕上がりになるのか不安に思っています。そのため、たとえばドアの穴を直す場合なら、穴を埋め、表面を平らにしてからシートを貼るといった工程を順番にお客様も理解できるように説明しています。
材料の模様も「これで間違いないですか」と必ず確認してから、作業します。完成後に「思っていたものと違う」となれば、やり直しになってしまいますから。
最初に直接お話を聞いて、丁寧に説明して、納得していただくことが大切です。
── 金額はどのように決めていますか?
大高さん:網戸は写真で大きさや状態を確認できることもありますが、ドアやクロスの補修については、なるべく早めに現地へ確認に伺っています。
既存のドアの木目やクロスに近い材料があるかを確認し、見本をお見せしたうえで「この材料なら、この金額です」とお伝えします。材料費が上がっているため、今後は適切な価格への調整も必要だと考えています。
ミツモアを使って損することはない。まずは登録してみるのがおすすめ

── これからミツモアに登録しようと考えているプロに、アドバイスをお願いします。
大高さん:どんな仕事をしている方でも、まずは使ってみればよいと思います。自分に合わなければ、その時にどうするか改めて考えればいいのではないでしょうか。
ミツモアが自分に合っている場合は、スケジュールが空いている時に受注して、どんどん活用していくとよいかと思います。
── 大高さんの今後の目標を教えてください。
大高さん:昔ながらの表具の仕事は、これからも減っていくと思います。それでも、喜んでくださるお客様がいて仕事をいただけるなら、できる限りきちんと続けたいです。
元気であれば、あと20年、80歳くらいまで仕事を続けていきたいと思っています。
同じ業種・課題のプロがミツモアをどう活用しているか、条件を選んで探せます。
