ホームインスペクション集客の方法10選!ホームページやマッチングサイトなど、即効・中長期の施策を解説

昨今ではホームインスペクション(住宅診断)の活用の幅が広がっています。しかし、需要はあるはずなのに、どのようにホームインスペクションの集客を行うべきか悩む方も多いでしょう。
ホームインスペクションの集客方法はマッチングサイトや自社サイトなど多様で、それぞれの目的に合わせて適切に選択する必要があります。
この記事では、ホームインスペクションに適した集客方法10選の具体的な活用方法、メリットやデメリットなどを解説します。また、より集客しやすくなるための具体的なコツ、ホームインスペクションの案件をミツモアで受注している事業者の事例を紹介します。
ホームインスペクション集客で失敗する4つの理由
ホームインスペクションの集客が失敗する理由は、以下のような点が考えられます。
- 調査範囲と料金を依頼者が分かるように提示できていない
- 資格や調査の中立性を事前に示せていない
- 質の高い調査報告書や説明をアピールできていない
- 一つの紹介元や広告だけに頼っている
調査範囲と料金を依頼者が分かるように提示できていない
多くの依頼者にとってホームインスペクションは、未知のサービスです。依頼者に建築について知識がなければ、何をどこまで調査診断してもらえるかも分からないでしょう。
そのため、「住宅診断一式」とだけ書かれていても、床下や屋根裏への進入調査、設備の動作確認、報告書の作成など、どの調査・作業が料金に含まれるか分かりません。調査範囲と追加料金の条件が分からないと、選択肢から除外されることもあるでしょう。
基本調査、オプション、報告方法を分けて示しましょう。たとえば「目視できる範囲の基本調査」「床下・屋根裏への進入調査」「耐震診断」のように分け、各メニューの所要時間と料金を添えると依頼しやすくなります。
資格や調査の中立性を事前に示せていない
ホームインスペクションの調査が信頼できるものなのか判断する際に、多くの依頼者は建築士や既存住宅状況調査技術者などの資格を確認します。
また、資格だけではなく、中立の立場で公平な調査を実施してくれるかも重要です。そのため、これまでの実績や経歴の提示も欠かせません。
資格名だけでなく、登録番号、有効期限、対応できる調査、利害関係がある場合の対応方針まで示すと安心につながります。プロフィールには顔写真と経歴も載せ、誰が現地に来るのかを明確にしましょう。
質の高い調査報告書や説明をアピールできていない
依頼者は写真、不具合の指摘箇所、緊急度、今後の対応などが記載された調査報告書がもらえるかどうかも、業者を選ぶ重要な基準にしています。そのため、どのような調査報告書なのか、説明をしっかりしてもらえるか分からないと、候補から除外されることもあるでしょう。
具体的にどのような調査報告書を提示するのか、依頼者に事前に伝えることが大切です。
一つの紹介元や広告だけに頼っている
ホームインスペクションの集客経路は、大きく分けて「不動産会社からの紹介」と「依頼者からの直接申し込み」の2つがあります。
しかし、どちらか一つの経路だけに頼っていると、仕事量が安定しません。不動産会社の紹介だけに依存していると、一般顧客からの直接依頼を逃してしまいます。逆に、自社サイトなどのWeb広告だけに頼っていると、検索順位が下がった途端に問い合わせが止まってしまうリスクがあります。
このように、複数の集客の入り口を持たず、ひとつの集客方法に偏ってしまうことが、依頼数が不安定になる原因になってしまいます。
最適なホームインスペクション集客方法がわかる!診断シミュレーター
ホームインスペクションの集客方法はさまざまです。自社の状況、受注したい案件内容に合わせた集客方法を以下の診断シミュレーターで探すことができます。
すぐに問い合わせを増やしたい場合のホームインスペクション集客方法5選
開業当初ですぐにホームインスペクションの実績を積み上げたいと考えている方には、以下のような集客方法がおすすめです。
- マッチングサイト
- Googleビジネスプロフィール(MEO)
- リスティング広告
- 不動産会社への営業
- 既存住宅状況調査技術者の検索サイト
| 方法 | 集客開始まで | 安定性 | 初期費用 | 継続費用 | 運用の手間 |
|---|---|---|---|---|---|
| マッチングサイト(ミツモアなど) | 早い:登録後から依頼を確認 | 中:依頼数と比較状況に左右される | 低:ミツモアは登録・掲載0円 | 中:ミツモアは成約時22%(税込) | 依頼確認・見積もり・返信 |
| Googleビジネスプロフィール(MEO) | 中:公開・確認後に地域検索で発見 | 中:検索状況や競合に左右される | 低:基本機能は無料 | 低:広告を使わなければ無料 | 写真・営業時間・口コミ返信の更新 |
| リスティング広告 | 早い:広告審査・配信開始後 | 中:予算と検索需要に左右される | 中:初回の広告予算が必要 | 高:クリックごとに広告費 | 検索語・除外語・予算・広告文の調整 |
| 不動産会社への営業 | 中:既存関係なら早く、新規開拓は時間が必要 | 中:紹介元の案件数に左右される | 低:資料作成・訪問交通費 | 低:定期連絡・訪問費 | 候補選定・連絡・紹介後の報告 |
| 既存住宅状況調査技術者の検索サイト | 中:掲載後に資格検索から発見 | 低〜中:検索利用と掲載順位に左右される | 中:資格・講習・登録に伴う費用 | 低〜中:資格・登録の更新費用 | 登録情報・対応地域・リンク先の更新 |
マッチングサイト
マッチングサイトは、住宅診断を依頼したい人と事業者を結ぶ紹介サービスです。
料金はサイトによって、月額掲載料、応募時の紹介料、成約時の手数料などに分かれます。登録前に、どの時点で費用が発生するかを確認しましょう。
料金の仕組みだけではなく、見積もりの方法、依頼者とのコミュニケーションの方法が異なるので、複数のサイトを比較して自社に合ったものを選択するのがおすすめです。初期費用がかからないサイトであれば、試しに登録してみるとより内容をしっかりと理解できます。
マッチングサイトに登録すると、自社サイト以外にも住宅診断を検討中の依頼者と出会う接点を持てます。 一方、成約するたびに手数料がかかるため、移動費やオプションを含めた手取りを計算してから料金を設定する必要があります。
ミツモアでは登録料、月額利用料、掲載料などの費用はかかりません。そのため、マッチングサイトがどういうものか試したい方にも適しています。
また、ミツモアのホームインスペクション(住宅診断)は成約課金型で、公式サービス一覧では成約手数料は22%(税込)です。自動応募を使う場合は、対応エリア、料金、受けたい仕事の条件を設定し、条件に合う依頼へ見積もりを送れます。
東京都でホームインスペクション(住宅診断)を手がける株式会社グラッドスタジオの細谷健一さんは、以下のようにミツモアの利点として登録自体の負担が少なく、成約課金型であることを挙げています。
細谷さん:リスティング広告以外にも集客経路を持ちたいと思い、別のマッチングサイトを利用し、その後ミツモアにも登録しました。マッチングサイトは登録自体の負担が小さく、仕事につながった際に費用を支払う仕組みなら、取り入れやすいと感じたためです。

マッチングサイトに登録する際に準備するものは以下の通りです。
準備するもの
- 資格証明と顔写真
- 対応エリアと空き日程
- 基本調査とオプションの料金
- 調査写真と報告書サンプル
マッチングサイトに登録する際の手順は以下の通りです。
- 対応する住宅種別と調査範囲を決める
- 1件あたりの手取りを計算して料金を設定する
- 通知を有効にし、問い合わせへの返信担当を決める
マッチングサイトのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 依頼を検討している人に、登録後から見つけてもらえる
- サイトによっては初期費用や月額固定費をかけずに始められる
デメリット
- 価格競争になる可能性がある
- サイトによっては新規登録では案件を獲得しにくいことがある
出典:ミツモア対応サービス一覧(31カテゴリ・469サービス)
Googleビジネスプロフィール(MEO)
Googleビジネスプロフィールを登録すると、Google検索とGoogleマップに自社の営業時間、電話番号、対応地域、写真、口コミを表示し、依頼者にアピールできます。訪問型のサービス事業者も登録可能で、登録と基本機能は無料です。
Googleビジネスプロフィールで受注する際は、営業時間や事務所の住所などを常に最新情報に保つ必要があります。情報が古いと受注につながりにくくなるでしょう。
Googleビジネスプロフィールで集客する際に準備するものは以下の通りです。
準備するもの
- 正式な屋号、電話番号、営業時間
- 対応地域
- 調査風景や機材の写真
- 自社サイトまたは予約ページ
Googleビジネスプロフィールで集客する手順は以下の通りです。
- ビジネス情報を登録してオーナー確認を行う
- サービス欄に基本調査とオプションを登録する
- 問い合わせ元を記録する項目を顧客台帳に追加する
Googleビジネスプロフィールのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- Google検索とマップに無料で事業情報を表示できる
- 対応地域、電話、口コミを一画面で確認してもらえる
デメリット
- 表示順位や問い合わせ数を自社で保証できない
- 営業時間、写真、口コミ返信を継続して管理する必要がある
リスティング広告
リスティング広告は、検索語に合わせて広告を表示し、自社の料金ページや問い合わせページへ誘導する方法です。Google広告のクリック単価制では、広告がクリックされたときに費用が発生します。
「ホームインスペクション」というキーワードで出稿すると、広告費がかかりすぎてしまうことがあります。「中古戸建て ホームインスペクション 地域名」「新築 内覧会 同行 地域名」のように、住宅種別、依頼目的、地域を組み合わせると問い合わせ意図に合わせやすくなります。
費用対効果を高めるためには、料金、調査範囲、問い合わせ方法を分かりやすく提示する必要があります。
リスティング広告で集客する際に準備するものは以下の通りです。
準備するもの
- 住宅種別ごとの広告キーワード
- 調査範囲と料金が分かるページ
- 電話と問い合わせフォーム
- 問い合わせ・見積もり・成約を記録する表
リスティング広告で集客する際の手順は以下の通りです。
- 受注したい住宅種別と地域を一つに絞る
- 1日の予算上限を決める
- 広告経由の問い合わせと成約を毎週確認する
リスティング広告のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 配信開始後すぐに検索結果へ表示できる
- 地域、検索語、予算を細かく調整できる
デメリット
- 問い合わせに至らないクリックにも費用がかかる
- 検索語の除外や広告文の改善を続ける必要がある
不動産会社への営業
中古住宅の仲介会社や売買を扱う不動産会社に、直接営業する方法です。ホームインスペクションを必要としている顧客に紹介してもらえることがあります。
営業資料には、資格、基本調査の範囲、料金、報告書の納期、売主・施工会社との日程調整方法をまとめます。実際に依頼する際にイメージしやすいように内容を工夫しましょう。
広告費をかけずに案件を増やせますが、担当者との関係づくりには時間がかかり、紹介元の取引件数によって依頼数が変わります。
不動産会社への営業の際に準備するものは以下の通りです。
準備するもの
- 不動産会社へ渡す1枚資料
- 資格証明と報告書サンプル
- 対応エリアと予約可能日
- 紹介後の連絡手順
不動産会社への営業の際の手順は以下の通りです。
- 過去に取引した不動産会社を5社挙げる
- 担当者へ最新の調査メニューと空き日程を送る
- 紹介後の対応結果を担当者へ報告する
不動産会社への営業のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 広告費をかけず、住宅売買の相談が集まる会社から紹介を受けられる
- 日程や物件情報を不動産会社と連携しやすい
デメリット
- 信頼関係ができるまで訪問や連絡を重ねる必要がある
- 依頼数が紹介元の取引状況に左右される
既存住宅状況調査技術者の検索サイト
国土交通省では、登録講習の実施機関が既存住宅状況調査技術者の検索ページを公開する制度を案内しています。さらに、既存住宅状況調査に加えて瑕疵保険の検査やフラット35の適合証明検査に対応できる技術者を探せる検索サイトも紹介しています。
登録対象や掲載項目は運営機関によって異なります。自分が修了した講習の実施機関と登録情報を確認し、氏名、所属事務所、対応地域、対応可能な検査に誤りがないか点検してください。
検索されたからといって案件を獲得できるとは限りませんが、信頼性の高さをアピールできます。
既存住宅状況調査技術者の検索サイトで集客する際に準備すべきものは、以下の通りです。
準備するもの
- 建築士と既存住宅状況調査技術者の登録情報
- 建築士事務所の登録情報
- 対応地域と対応可能な検査
- 自社サイトのプロフィールページ
既存住宅状況調査技術者の検索サイトで集客する際の手順は以下の通りです。
- 自分が修了した登録講習の実施機関を確認する
- 検索ページに表示される登録情報を確認する
- 掲載できるWebサイト欄から自社の料金・実績ページへ案内する
既存住宅状況調査技術者の検索サイトでの集客のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 資格を条件に技術者を探す人から見つけてもらえる
- 国の制度に基づく登録講習の修了情報を示せる
デメリット
- 所定の資格や事務所登録がなければ掲載対象にならない
- 掲載後も、自社サイトで料金や実績を説明する必要がある
中長期で指名を増やすホームインスペクション集客方法5選
ある程度効果がでるまでは時間がかかるものの、自社の知名度を高めて継続的に案件を獲得するためのホームインスペクションの集客方法は以下の通りです。
- 自社サイトのSEO記事
- 口コミ・紹介
- YouTube
- 不動産・住宅関連の展示会や相談会
| 方法 | 集客開始まで | 安定性 | 初期費用 | 継続費用 | 運用の手間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 自社サイトのSEO記事 | 遅い:検索流入まで時間が必要 | 高:記事とサービスページが蓄積する | 中:サイト・ページ制作費 | 中:保守・制作を外注する場合に発生 | 記事・料金・事例・資格情報の更新 |
| 口コミ・紹介 | 中:依頼完了後の案内から | 高:蓄積した評価が判断材料として残る | 低:案内文・QRコードの準備 | 低:謝礼を設ける場合を除く | 投稿案内・返信・紹介先の更新 |
| 遅い:投稿蓄積と認知に時間が必要 | 中:更新頻度と表示状況に左右される | 低:撮影環境があれば始められる | 低〜中:撮影・編集を外注する場合に発生 | 撮影許可・画像編集・投稿・反応確認 | |
| YouTube | 遅い:動画制作と視聴蓄積に時間が必要 | 中〜高:公開動画が説明資料として残る | 中:撮影・音声・編集環境 | 中:編集外注や機材更新で発生 | 企画・撮影許可・収録・編集・分析 |
| 不動産・住宅関連の展示会や相談会 | 中〜遅:開催日と商談後の検討次第 | 低:開催頻度と来場者に左右される | 高:出展料・資料・備品 | 中:参加・移動・資料更新 | イベント選定・準備・当日対応・追客 |
自社サイトのSEO記事
自社サイトでは調査メニュー、料金、資格、事例、報告書サンプルなど、自社の情報をまとめてWeb上に提示できます。
自社サイトのSEO記事では、ホームインスペクションに関する内容について依頼者が検索する疑問に答え、問い合わせにつなげます。「中古住宅のホームインスペクションを行う時期」「新築内覧会で確認する範囲」「床下・屋根裏調査の違い」など、実際の相談でよく聞かれるテーマから作成するとよいでしょう。
SEO記事は効果が出るまで時間がかかります。役に立つ記事を継続して作成することで、検索者の疑問に答える情報を自社サイトへ蓄積できます。
自社サイトのSEO記事で集客する際に準備するものは以下の通りです。
準備するもの
- サービス別の料金と調査範囲
- 資格・経歴のプロフィール
- 匿名化した報告書サンプル
- よくある質問と回答
自社サイトのSEO記事で集客する際の手順は以下の通りです。
- 料金・調査範囲・問い合わせ先を1ページにまとめる
- 実際によく受ける質問を10個書き出す
- 質問のうち一つを記事にし、該当サービスページへつなぐ
自社サイトのSEO記事のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 料金、資格、事例、報告書を自社の方針に沿って詳しく説明できる
- 公開した記事を営業資料やほかの媒体から案内できる
デメリット
- 検索流入が増えるまで数か月以上かかる場合がある
- 記事とサービス情報を継続して更新する必要がある
口コミ・紹介
ホームインスペクションを利用した人の「口コミ」や「紹介」は、サービス内容を知らない検討者の判断材料になります。自社の説明に加えて、「診断が丁寧だった」「報告書が分かりやすかった」といった第三者の声があると、依頼後のイメージを伝えやすくなります。
口コミを集める際は、報告書を納品して顧客への質問対応が完了したタイミングで、Googleビジネスプロフィールや予約サイトの口コミ投稿ページを案内しましょう。
また、知人への紹介をお願いする場合は、漠然と頼むのではなく「家を買う相談を受けたらこれを案内してください」と、自社サイトのURLやLINEを渡して共有しやすくしておくのがコツです。
実際にミツモアへ投稿された口コミには、利害関係のないプロが専門機器で調査したことや、依頼者が安心して中古住宅の購入に進めたことが書かれています。
リフォーム済みの中古住宅の購入に際し、家の見えないダメージの確認をしたくて依頼しました。レーザー測量器など専門の機器を用いて隅々まで調査してくれました。利害のない第3者のプロの方の診断ですし、結果問題なさそうだったので、これで安心して購入に踏み切れます。ありがとうございました。
口コミ・紹介で集客する際に準備するものは以下の通りです。
準備するもの
- 口コミ投稿先のURLまたはQRコード
- 調査完了後に送る案内文
- 紹介時に渡せるサービスページ
口コミ・紹介で集客する際の手順は以下の通りです。
- 過去3か月の依頼者から、報告と質問対応が完了した人を確認する
- 感想を自由に投稿できる口コミページを案内する
- 投稿された口コミへ個人情報を含めず返信する
口コミ・紹介のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 調査の丁寧さや説明力を、実際の依頼者の言葉で伝えられる
- 口コミが残るほど、別の媒体から来た人の判断材料が増える
デメリット
- 依頼実績が少ない段階では口コミが増えるまで時間がかかる
- 評価や投稿内容を事業者側で指定・修正できない
Instagramでは、普段は見えない床下や屋根裏などの調査風景、専門機器の使い方、報告書の見方などを写真やショート動画で視覚的に伝えられます。
単なる作業風景の記録だけではなく「どこを、なぜ確認するのか」というプロの視点を添えて解説することで、住宅診断の重要性と自社の調査内容を具体的に伝えられます。文章だけでは伝えにくい担当者の人柄も伝えられます。
ただし、現場の写真を使う際は必ず掲載許可を取り、図面や表札などの個人情報が映り込まないよう細心の注意を払いましょう。投稿を見て興味を持ったユーザーが迷わず相談できるよう、プロフィール欄の動線を整えておくことも重要です。
Instagramで集客する際に準備するものは以下の通りです。
準備するもの
- 掲載許可を得た調査写真
- 個人情報を確認するチェック表
- 投稿から案内する料金・問い合わせページ
Instagramで集客する際の流れは以下の通りです。
- 調査項目を「床下」「屋根裏」「外壁」などに分ける
- 1項目につき写真3枚と短い解説を用意する
- プロフィールに対応地域と問い合わせ先を載せる
Instagramのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 見えにくい調査工程や使用機器を写真で伝えられる
- 人柄や説明の仕方を継続して見せられる
デメリット
- 投稿から問い合わせへつながるまで時間がかかりやすい
- 掲載許可と個人情報の確認を毎回行う必要がある
YouTube
YouTubeでは、新築内覧会の確認項目、床下調査の流れ、報告書の読み方などを動画で解説できます。依頼者は話し方や説明の分かりやすさも確認できるため、初回相談前の不安を解消できます。
1本目は長い現場動画ではなく、相談が多いテーマを5分前後で説明するところから始めます。動画の概要欄には、対応地域、サービスページ、問い合わせ先を記載します。公開後はYouTube Studioで検索や関連動画などの流入元を確認できます。
デメリットは撮影・編集の負担が大きいことで、現場を映す場合は依頼者と関係者の許可が欠かせません。
YouTubeで集客する際に準備するものは以下の通りです。
準備するもの
- よくある質問をもとにした台本
- 撮影場所と掲載許可
- 自社サイトへ案内する概要欄の文章
YouTubeで集客する際の流れは以下の通りです。
- よくある質問を一つ選び、3項目の台本を作る
- 顔または手元を映して解説動画を撮る
- 公開後、概要欄から問い合わせページへ移動できるか確認する
YouTubeのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 調査手順、専門知識、話し方を一つの動画で伝えられる
- 同じ説明を問い合わせ対応や営業資料として再利用できる
デメリット
- 撮影と編集にまとまった時間がかかる
- 現場を撮影するたびに掲載許可と映り込みを確認する必要がある
出典:YouTubeコンテンツのパフォーマンスを確認する方法
不動産・住宅関連の展示会や相談会
不動産、住宅関連の展示会や相談会では、不動産会社、リフォーム会社、住宅購入を検討する人へ対面で自社をアピールできます。大規模な出展だけでなく、地域の不動産会社と組んだ中古住宅購入相談会や、住宅診断のミニセミナーも選択肢になります。
ブースやセミナーでは、資格の説明だけで終わらせず、報告書サンプルと調査機器を見せます。来場者が後日確認できる料金ページと予約フォームをQRコードで案内し、名刺交換後の連絡方法も決めておきましょう。
この集客方法では出展料や準備時間がかかり、参加しても個別相談が得られない可能性があります。
不動産・住宅関連の展示会や相談会で集客する際に準備するものは以下の通りです。
- 報告書サンプルと調査機器
- 資格・料金・対応地域をまとめた資料
- 予約ページへ案内するQRコード
- 名刺交換後の連絡文
不動産・住宅関連の展示会や相談会で集客する際の流れは以下の通りです。
- 商圏内の不動産・住宅関連イベントを調べる
- 来場者と不動産会社のどちらを対象にするか決める
- 相談件数と後日の問い合わせ数を記録する
不動産・住宅関連の展示会や相談会のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 複数の不動産会社や見込み客へ対面で説明できる
- 報告書や調査機器を見せてサービスを具体化できる
デメリット
- 出展料、資料制作、当日の人員が必要になる
- 参加費をかけても問い合わせを得られない場合がある
ホームインスペクション集客を成功させる4つのコツ
ホームインスペクションの集客を成功させるためのコツを解説します。
- 見積もり時に調査範囲と追加料金を示す
- 調査報告書サンプルと調査写真を公開する
- 問い合わせへの返信内容を決めておく
- 集客方法ごとに問い合わせと成約を記録する
見積もり時に調査範囲と追加料金を示す
最終的にどれくらいの費用が必要かは、依頼者が確認したい重要な情報です。そのため、見積もりを示す際は、基本料金に含む項目と、床下進入、屋根裏進入、耐震診断、遠方出張などの追加項目を明確に分けます。
料金を確定できない場合も「現地で追加になる条件」を事前に記載すれば、問い合わせ後の食い違いやトラブルを減らせます。
調査報告書サンプルと調査写真を公開する
具体的にどのような調査が行われ、どのような調査報告書がもらえるのかを知ることで依頼者は安心して依頼できます。
調査報告書は表紙だけでなく、写真、指摘内容、対応の優先度が分かるページを匿名で公開します。調査写真には短い説明を付け、何を確認している場面かを伝えましょう。
問い合わせへの返信内容を決めておく
問い合わせに対して素早く正確な見積もりを提示し、他社に顧客が流れるのを防ぐため、あらかじめ初回返信で確認する項目を決めておきましょう。
見積もりまでのやり取りの往復を減らすため、初回返信では、物件種別、所在地、延床面積、希望日、図面の有無、希望する調査項目などを一度にまとめて確認します。電話、メール、LINEなど窓口が複数ある場合も、統一した質問項目を使うことでヒアリングの抜け漏れを防げます。
なお、LINE公式アカウントは新規客を集める媒体としてではなく、こうした問い合わせ後の日程調整や資料送付をスムーズに進めるための補助手段として使うのが適切です。
集客方法ごとに問い合わせと成約を記録する
限られた時間や広告予算を無駄にせず、本当に利益につながる集客方法に集中するため、それぞれの集客媒体ごとの費用対効果を記録して検証しましょう。
具体的には、月ごとの問い合わせ数、見積もり数、成約数、売上、広告費、対応時間を、自社サイトや紹介といった集客方法別に記録します。これを継続することで、問い合わせ数だけでなく、成約率や売上と広告費の差を集客方法ごとに比較できます。
3か月ごとにこれらの数字を見直し、感覚ではなく実際のデータに基づいて継続・改善・中止を判断すれば、集客方法ごとに時間と予算を配分しやすくなります。
ホームインスペクション事業者のミツモア活用事例
東京都でホームインスペクションを手がける株式会社グラッドスタジオの細谷さんは、リスティング広告、自社サイト、マッチングサイトなど複数の経路を使っています。同社の事例から、価格を下げずに依頼を選ぶ考え方を紹介します。
株式会社グラッドスタジオ

課題
同社は住宅診断を始めた当初、主にリスティング広告で集客していました。その後、集客経路を増やすために別のマッチングサイトを利用しましたが、事実と異なる口コミの影響で売上が落ちた経験があります。
この経験から、一つのサービスや集客方法だけに頼らない方針へ切り替えました。
ミツモアでの成果
取材時点では、新築と中古を合わせて月約15件の住宅診断を受注し、そのうちミツモア経由は月1〜2件程度でした。主な受注経路は自社サイトで、ミツモアを追加の受注経路として併用しています。
成功の要因
細谷さんはいたずらに価格を下げすぎず、建物の状態や調査内容に見合う料金を提示しています。そうすることで、内容も報酬も納得できる案件のみを受注しています。
また、ホームインスペクションは見積もり時と実際の作業量が違うこともありますが、ミツモアでは追加料金が提示しやすいという点を他のサイトにはないメリットとして挙げています。
── 金額設定については、他のマッチングサイトと違いは感じますか?
細谷さん:他のサイトの場合、実際の作業量に合わせて請求金額を変更できないのが困りました。しかし、ミツモアだと追加料金を提示できるのがよいと思います。

ホームインスペクションの集客ならミツモアに無料登録
ホームインスペクションの集客では、依頼者がサービス内容を具体的にイメージできる情報を提示することが大切です。資格はもちろん、調査範囲、料金、報告書サンプル、問い合わせ先などを依頼者に分かるように伝えましょう。
早く問い合わせを増やしたい場合はマッチングサイト、Googleビジネスプロフィール、リスティング広告を検討します。中長期で指名を増やしたい場合は、自社サイトと口コミを優先し、写真や動画を用意できるならInstagramやYouTubeを加えましょう。
ミツモアは登録料、月額利用料、掲載料がかからないため、初期費用をかけずに集客をはじめられます。ホームインスペクションは成約課金型で、自動応募では成約時に手数料が発生します。手動応募や決済方法によっては、別途費用がかかる場合があります。
ミツモアに登録する場合は調査メニュー、料金、報告書サンプル、施工事例などを準備し、プロフィールで依頼者にアピールできるようにしましょう。
まずはどのような案件が届くのか、ミツモアに登録して確認してみてください。
