出張費が取れない他サイトから乗り換え。単価3〜4割高い地方で年間250万円を稼ぐハウスクリーニング業者の集客術

| 登録前の働き方 | 他サイト併用・乗り換え |
|---|---|
| 登録前の課題 | 他の集客サービスで成果が出なかった |
| 登録後の効果 | 単価改善、商圏拡大、営業・業務デジタル化 |
兵庫県を拠点に、ハウスクリーニングやリフォームのほか、車両の販売・買取、車検整備、板金塗装といった自動車関連の事業も手がけるLaivE株式会社の代表、藤本さん。
開業当初は、持ち前の営業力で取引先を増やすものの、件数が伸びず。別のマッチングサイトで件数を伸ばしたものの、出張費やスケジュール管理、運営からのサポートなどで不満があり、撤退したそうです。
今回は藤本さんに、ミツモアに登録するに至った経緯や、ミツモアの仕組みや使い勝手、活用法、今後の展望などをうかがいました。
子ども4人の将来を考えて独立。得意の直接営業だけでは案件数を増やせなかった

──まずは藤本さんの独立前の経歴を教えてください。
藤本さん:私は20歳ごろから自動車業界で働きだし、中古車販売や整備、部品の取り付けなどに携わっていました。基本的には営業が中心でした。
──なぜ独立しようと思ったのでしょうか?
藤本さん:私には子どもが4人いますので将来のことを考えると、会社員の収入だけでは厳しくなると思いました。収入を増やすために、自動車関連だけではなく、ハウスクリーニングで独立することにしたんです。
──独立後はどのように仕事を探したのでしょうか?
藤本さん:私は営業の仕事をしていたので、「仕事をください」とお願いすることに抵抗はありません。独立直後は仕事がなかったので、付き合いのある経営者の方や職人の方に「仕事をください」と頼んで回りました。
ハウスクリーニングについても、以前ご贔屓にしてくれた方が、現場によんでくれたのがきっかけでした。リフォーム関連の仕事も同じです。
特別な研修を受けたわけではなく、現場で仕事を教えてもらいながら、身につけました。
──独立当初は、どのように仕事を増やしましたか?
藤本さん:不動産会社などへ直接営業しましたし、昔からの知り合いにも声をかけました。取引先の幅は広がりましたが、件数自体はそれほど増えませんでした。
地域トップになれるほど受注できた大手サイトから撤退。出張費を請求できず、交通費の分だけ利益が削られた
──案件数を増やすために、どうしたのでしょうか?
藤本さん:まとまった案件数を確保するには、限られた範囲にしかアピールできない対面での集客ではなく、ネット集客が必要だと考えました。
また、ちょうどコロナ禍があって、新たな集客チャンネルが必要だと感じました。コロナ禍だからこそ、自宅を衛生的に保ちたいという需要もあって私自身の売上は落ちてなかったのですが、知り合いの業者は仕事がなくなり困っているところも多かったのです。
──どのようなネット集客をはじめたのでしょうか?
藤本さん:まず大手のマッチングサイトに登録して、集客をはじめました。
そのサイトは案件数自体はたくさんあって、1年くらいで地域でトップになれるほど案件は獲得できました。繁忙期は、対応しきれないほど案件がきました。
──しかし、現在はそのサイトに登録されていませんね。それは、なぜですか?
藤本さん:そのサイトから撤退した理由はいくつかあります。
まず比較的お客様よりで、運営側から私たちプロへのサポートが足りないと感じました。
たとえば、システムを使ってお客様がクレジットカードで決済した際に処理ができず、困ったことがあったんです。しかし、運営側は「当事者同士で解決してください」とフォローしてくれませんでした。
それから、対応エリア内では出張費や駐車場料金などが請求できないことも大きかったです。たとえば、交通費が3000円ほどかかったとき、大きく利益が減ってしまうのでそういう案件は職人も受けたくありませんよね。
また、サイト専用のカレンダーに予定を手作業で登録する必要がありました。入力が漏れて予約変更になると、お客様からのクレームや評価低下にもつながるため、現場と管理を兼任する私には大きな負担でした。
決め手は出張費を自分で設定できること。対応範囲を広げても利益を守れるミツモアへ
──ミツモアはどのように見つけていただいたのでしょうか?
藤本さん:メインで使っていた別のサイトから乗り換えるために、新たなサイトを見つけようとネットで検索しました。
複数のサービスを比較し、その中からミツモアを選びました。
──登録できるサイトは複数あったかと思いますが、なぜ、ミツモアを選んでいただいたのでしょうか?
藤本さん:特に大きかったのが、ミツモアは出張費を細かく設定できることです。
ミツモアの出張費設定は、広い範囲へ対応しながら、適正な利益とサービス品質を守るために役立っています。
※ミツモアでは、依頼者までの直線距離が30km以上の場合、超過分の出張費を設定できます。
また、ミツモアのカレンダーはGoogleカレンダーと連携できるので、スケジュール管理をする私の負担は大幅に軽くなります。
休みにしたい日をカレンダーへ登録しておけば、その日は仕事が入りません。無理に予定を詰め込まず、自分たちのペースを守りながら依頼を受けられます。
そして、ミツモアは登録料や月額費がかからず、登録しただけでコストがかかるわけではないので、はじめやすいですよね。
※ハウスクリーニングは成約時に手数料がかかる成約課金型です(登録や応募に費用はかかりません)。
──ミツモア以外にも検討したマッチングサイトはありましたか?
藤本さん:はい、他のサイトも検討しました。ただ、応募するたびに費用がかかる方式だったり、私には必要のないコンシェルジュのサービスが付いていたりしたので、ミツモアのほうが挑戦しやすいと思いました。
地方の依頼は都市部より単価3〜4割高。競合が半分だから、値下げせずに受注できる

──登録後、最初の依頼はいつごろ入りましたか?
藤本さん:はっきりとは覚えていませんが、登録から1週間も経たないうちに案件がきたと思います。最初の仕事はハウスクリーニングでした。
まだミツモアの仕組みをすべて理解しておらず、少し戸惑いながら対応しましたが、作業完了まで問題なく進められました。
──ミツモアでは、どのような地域の依頼を受けることが多いですか?
藤本さん:別のサイトでは、出張費の関係で遠方の依頼を受けにくかったことをお話ししましたが、ミツモアでは大阪だけではなく、京都、奈良、和歌山など、遠方の地方の依頼も多数受けています。
都市部は案件が多いのですが、事業者も多いため、価格競争になりやすい傾向があり、利益が薄くなりがちです。しかし、地方では競合する事業者が体感で半分ほどなので、単価を都市部より3〜4割ほど高めに設定できます。
ミツモアは出張費を細かく設定できるからこそ、受けられる仕事でもありますね。
──単価以外にも地方の仕事にはメリットがありますか?
藤本さん:都市部のお客様は忙しいケースが多いのに対して、地方の場合は、時間の制約が比較的少ないお客様が多いです。そのため、落ち着いて作業できます。
もちろん、ハウスクリーニングの仕事は1時間とか、2時間とか時間制限を設けているのですが、汚れ方によっては満足のいく仕上がりにならない可能性もあります。そうなると、クレームにつながるリスクもありますよね。
時間の制約が少ない地方のお客様のほうが、時間をかけられるので仕事がしやすいといえます。
また、作業中に近隣の方から声をかけていただき、別の仕事につながることもよくあります。京都府北部で空室清掃をしていた際には、近所の方からトイレの詰まりについて相談され、追加の依頼をいただきました。
当社は清掃以外にも幅広く対応できるため、一つの依頼をきっかけに別の困りごとまで解決できることが強みになっています。
ミツモアは今や全社売上の約2割!複数事業の空き時間を埋めるのにミツモアは相性がいい
──現在、ミツモアからどのくらい受注していますか?
藤本さん:月によって差がありますが、多いときは月10〜15件ほどで、売上は多い月で約30万円程度です。年間では約250万円を見込んでいて、会社全体の売上に占める割合は約2割ほどです。
他の仕事を中心にしながら、空いている日程にミツモアの案件を入れて、売上を増やしています。
──現在はどのようにミツモアをご活用いただいていますか?
藤本さん:当社はハウスクリーニングだけではなく、自動車、建築、コンサルティングなど複数の事業を行っています。そのため、ミツモア以外の案件も多数あります。
そんな中でミツモアは、予定が空いている時に案件を入れることができますので、非常に助かっています。多角的な事業を営む当社にとって、ミツモアはとても相性が良いなと感じます。
──さらに受注を増やす予定はありますか?
藤本さん:現状は、ハウスクリーニングの現場作業と管理をほぼ私一人で担当しているため、これ以上、依頼が増えると対応が難しくなってしまいます。
なので、ハウスクリーニングの仕事に関しては別に責任者を置き、専属のスタッフが動ける仕組みを作れれば、ミツモアからの受注も増やせると考えています。
案件を獲得する手段はあるので、今の課題は対応できる人材を育てることですね。
出張費込みでも大手より割安。さらに掃除の先まで提案できるから選ばれる


出張費や駐車場代を設定すると、依頼が来なくなるのではないか。設定していない事業者に価格で負けるのではないか。そう考えて設定をためらう方は少なくありません。藤本さんは出張費を設定したうえで、料金も平均より高めに設定しています。それでも受注が続いているのはなぜなのでしょうか。
──料金は平均より高めとのことですが、価格で敬遠されることはありませんか?
藤本さん:当社では案件数だけを増やすことを目的にしていないため、料金は平均より少し高めに設定しています。ただ、地方で競合になるのは大手の清掃業者が中心です。一戸建てをまるごと清掃すると大手なら何十万円という金額になりますが、当社は数万円の範囲に収まります。出張費を加えても、お客様が比較したときに割高になることはありません。
──価格以外のところで選ばれている、ということでしょうか。
藤本さん:そうですね。当社は「いろいろなことに対応できます」という強みを前面に出しています。
例えば空き家清掃の依頼であれば、掃除をするだけでなく、今後住む予定を伺ったうえで、壁紙の張り替えなども提案します。目の前の作業だけでなく、幅広い経験を生かして助言することを大切にしています。
──プロフィールで工夫されていることはありますか?
藤本さん:作業写真はこまめに撮影しています。目に見えて酷い汚れがきれいになったことが一目で伝わる写真が撮れた際に写真を差し替えています。
お客様にとってはこれがインパクトがあるようで「本当にこんなにきれいになるんですか?」と尋ねられることもあります。
それから、地方には年配の事業者が多いので、若いスタッフが写っている会社の集合写真を載せていること自体も、目で見て分かる差別化になっていると思います。
──藤本さんは自ら案件管理もされていますが、お客様とのメッセージのやり取りで工夫されていることはありますか?
藤本さん:忙しい中で迅速に返信するために、基本的に定型文を使っています。今後複数のスタッフが対応しても説明に差が出ないようにするためでもあります。
──他にお客様対応で気を付けていることはありますか?
藤本さん:現場へ行ってから認識の違いが分かると、トラブルになりやすくなります。作業前のやり取りで条件を確認し、無理な要求をされそうな場合は受注を見送ることもあります。
「気楽に、自分のペースで」を崩さずに集客できるミツモアはネット集客の最初の一歩にぴったり

──これからミツモアで案件を受注しようと考えている方に、アドバイスをお願いします。
藤本さん:ミツモアをはじめる際には費用はかからず、必要なのは、登録や設定にかかる手間くらいです。何も分からない状態でも、仕事に必要な技術を持っている方なら、ネット集客をはじめるきっかけとしておすすめです。
当社は「気楽に、自分のペースで仕事をしよう」と考えています。Googleカレンダーに休みを登録すれば、その日には仕事は入りません。Googleカレンダーと連携できるミツモアなら、そんな働き方が実現できると思います。
──今後の目標を教えてください。
藤本さん:体制が整えば各分野の仕組みを構築しながら、ミツモアからの案件数ももっと増やしていきたいと考えています。
そのため、ハウスクリーニングを任せられる責任者やスタッフを育てていきたいです。
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