ミツモアの税理士案件の評判を検証。2025年度の依頼数や案件の内容、事例や成約のコツを紹介

税理士として独立開業した方や、新たな集客経路を開拓したい方の中で、マッチングサイト「ミツモア」の利用を検討している方は多いのではないでしょうか。一方で、「本当に集客できるのか」「手数料が高く、利益が出ないのではないか」といった疑問や懸念の声も存在します。

本記事では、ミツモアの税理士案件に関する「良い評判」と「良くない評判」の両方を取り上げ、2025年度の実際のデータや成功事例を交えて客観的に検証します。成約率を高めるための具体的なコツや、気になる手数料の計算方法も解説していますので、導入を検討する際の参考にしてください。


目次

ミツモアの税理士案件の評判の検証

ミツモアでの税理士案件に関する評判は、良い評判もあれば、良くない評判もあります。それぞれどのような評判があるのか取り上げ、内容を検証します。

良い評判を検証

ミツモアの税理士案件に関する良い評判には、以下のような内容があります。

  • 集客力がある
  • 使うほど成約数が増える

評判の内容は正しいのか。一つずつ検証します。

集客力がある

ミツモアの税理士案件は、2025年度の実績で年間59,841件(1日あたり約160件)の依頼があります。

日本全国の税理士数は約8万人といわれていますが、1つのサイトに年間約6万件もの依頼が集まっているというデータは、客観的に見ても非常に大きな案件数であり、高い集客力があるといえるでしょう。

実際に原・久川会計事務所平塚橋事務所の久川さんは、他のマッチングサイトと比較して以下のように評価しています。

私は他にも3つほどマッチング・プラットフォームを使っていますが、案件数が少なくてほとんど利用していません。

その点、ミツモアさんはとにかく案件数が多い。自分の業務の特徴や人柄、能力を理解し、評価して依頼してくれる人と出会うためには、まず応募してみないとわかりません。

使うほど成約数が増える

EMZ総合会計事務所の佐久間将司代表は、利用期間と依頼数の関係について次のように話しています。

「使えば使うほど、登録から時間が経てば経つほど依頼の件数が増えている」

なぜ、「使えば使うほど」なのか。その理由は、ミツモアの口コミが積み重なるシステムにあります。ミツモアで仕事が完了した依頼者に口コミを書いてもらい、口コミの件数が増えるほど、成約しやすくなります。

とはいえ、ミツモアでは口コミゼロであっても見積もり依頼はきますし、成約は可能です。選んでくれる依頼者を大切にしながら口コミを積み重ねて、徐々に口コミを増やしていくことがミツモアをフル活用する鍵となります。

良くない評判

ミツモアの良くない評判として以下のような内容があります。

  • 手数料が高い
  • 利益率の高い案件が少ない

手数料が高い

ミツモアの税理士の案件の成約手数料は38.5%(税込)です。

この手数料が高いかどうかは、まず業界の手数料相場と比較する必要があります。一般的な税理士紹介サイトの手数料相場は「初年度顧問料の50%〜70%」です。そのため、ミツモアの手数料は、特別高い水準とはいえません。

また、ミツモアは登録料、月額費、応募手数料などは無料で、成約した場合のみ手数料が発生します。そのため、赤字になるリスクがないため、気軽に使いやすいといえます。

紹介会社の手数料が70%を超えることと比べると、成約課金の38.5%は構造が異なります。

利益率の高い案件が少ない

ミツモアは士業の専用のマッチングサイトではないため、利益率の高い法人や相続案件などは少ないのではないかという懸念もあります。その点については、以下のようなミツモアで活躍する税理士の方の声があります。

─なぜ、ミツモアをメインにご利用いただいているのでしょうか?

一般的にweb上で税務案件の依頼というと確定申告関係が多いのですが、ミツモアは他の集客サイトに比べ、相続税案件がたくさんあると思います。お客様からしてもアクセスしやすいサイトだということだと想像しています。

参考:大手会計法人から独立した税理士がミツモアで年600万円超。相続税案件の豊富さが決め手

ミツモアでは、確定申告以外にも多様な案件があり、専門性をいかして適切な案件を獲得するチャンスがあります。


【ミツモアの税理士案件の評判】2025年度の依頼数と案件の内容

ミツモアには実際に多くの税理士の案件が届き、その内容もさまざまです。2025年度の実績をご紹介します。

2025年度のミツモアの税理士案件の件数

2025年度は、ミツモアには税理士の案件は全体で59,841件届きました。月ごとの依頼件数は以下の通りです。

依頼数
2025年6月2,973
2025年7月3,190
2025年8月2,765
2025年9月3,183
2025年10月3,851
2025年11月5,100
2025年12月6,364
2026年1月11,333
2026年2月9,852
2026年3月6,686
2026年4月2,582
2026年5月1,962

税理士への依頼は確定申告の時期である1〜3月に集中する傾向があります。

しかし、ミツモアでは確定申告の時期ではない時にも国際税務、相続税、顧問税理士業などコンスタントに案件があります。専門性のある得意分野はもちろん、これまで受注してこなかった新たな分野の仕事を受注できるチャンスもあります。

資産税申告の分野の案件を多く受注している税理士の方は以下のように語っています。

ミツモアでは税理士の仕事内容について確定申告、顧問税理士、会社設立、相続税と項目を細かく分けていますよね。そこがいいんです。税理士を選ぶお客様も、自分のニーズに沿って的確に相手を選択できるからです。

実際に、「資産税申告をしたい」というお客様とピンポイントに出会うことができました。その意味で期待通りでしたね。

ミツモアに届く税理士案件の内容

ミツモアの「税理士」カテゴリで届く依頼内容は、 以下のように個人の申告系から法人の経理・税務、資産税・国際税務まであります。⁠​

  • 確定申告(個人事業主・副業・不動産・株式/FXなど)
  • 顧問税理士(月次顧問、相談、経理体制づくり等)
  • 決算申告(法人決算・申告)
  • 記帳代行(経理代行)
  • 会社設立(創業・設立時の税務/会計の整備、提携専門家と連携するケース含む)
  • 法人税の節税
  • 融資・資金調達(創業融資など)
  • 税務調査(立会い・対応)
  • 相続税申告
  • 国際税務⁠

税理士はそれぞれ得意分野があるため、自分に合った案件を受注できるかが大切です。ミツモアは得意な分野の案件を受注しやすいと大川洋さんも評価しています。

税務署員の仕事は所得税、法人税、相続税など、各人が特定の法律を担当することが多いので、全般的な税務に対する知識や経験が必ずしも豊富とは言えません。その状態でいきなり税理士の紹介業者に登録すると、結果として得意ではない領域や経験のない税務を求められるなどミスマッチが起こりえます。

ミツモアは、自分の得意な分野で登録できてそのサービスを求めているお客様とつながるシステムなので、税理士側も不安なく登録できるしミスマッチが生じません。そのため、最大限、経験を活かした仕事ができるという意味で税務署OBも活躍の場が得られるはずです。

もちろん、もっと広い分野で挑戦したくなったら、登録範囲を増やすこともできます。

参考:独立開業した税務署OBが月二桁を成約。詳細に仕事条件を設定して得意分野の案件を人脈を使わず獲得


【ミツモアの税理士案件の評判】成約手数料の計算方法

税理士カテゴリの成約課金型では、成約時に成約手数料が発生します。税理士カテゴリの成約手数料率38.5%(税込) です。顧問契約を月額など分割で支払う場合でも、成約手数料は“年間の金額分”をまとめて先払いします。

たとえば月額顧問料が10,000円なら、年間の顧問料は120,000円です。

成約時にかかる手数料は 120,000円 × 38.5% = 46,200円 になります。

参考:顧問契約を月額でお支払いいただく際、どうしたらいいですか?

顧問料と法定費用を分けた手数料シミュレーター

月額顧問料と面談料・法定費用を入力すると、実際の成約手数料と手取りの目安がわかります。

成約手数料と手取り額シミュレーション(税理士・38.5%)
成約手数料(38.5%)
2年目以降の年間手取り
手数料回収期間の目安ヶ月

※法定費用・保険料の除外にはミツモアへの別途登録申請が必要です。

※出典:ミツモア手数料一覧


【ミツモアの税理士案件の評判】ミツモアで顧問先を増やした税理士の事例

ミツモアを集客の要にして活躍している税理士の方も少なくありません。税理士案件の成功事例を紹介します。

大川洋税理士事務所

大川洋税理士事務所

大川洋税理士事務所の代表・大川洋さんは、税務署勤務を経て人脈ゼロの状態で独立開業し、ミツモアを活用して毎月二桁の案件をコンスタントに成約しています。

課題

税務署勤務の制約により過去に接点のある地域で開業できず、縁もゆかりもない地域でのスタートとなりました。知人のツテや既存の人脈が全くないうえ、独立直後にコロナ禍となり対面営業も困難な状況のなか、自分の存在をどのように知ってもらうかが大きな課題でした。

ミツモアでの成果

Web集客をミツモアに絞って活用し、コンスタントに毎月二桁の案件を獲得しました。自動応募システムを利用することで、成約に至らなくても多くの依頼者に提案を見てもらうPRの機会を得ています。また、登録から1年未満で集まった50件近い口コミはすべて5つ星という高い顧客満足度を誇っています。

年末から確定申告までの時期に、ミツモアで月に二桁にのぼる案件をコンスタントに成約でき、その結果に満足しています。

成功の要因

成功の要因は、ミツモアの仕組みを活用して自分の得意分野の案件に絞り、ミスマッチを防いだことと、依頼者に寄り添った丁寧なコミュニケーションです。専門用語を使わず、相手の知識に合わせてかみ砕いて説明することで信頼を獲得しました。

ミツモアは、自分の得意な分野で登録できてそのサービスを求めているお客様とつながるシステムなので、税理士側も不安なく登録できるしミスマッチが生じません

安田亮公認会計士・税理士事務所

安田亮公認会計士・税理士事務所

安田亮公認会計士・税理士事務所の代表・安田さんは、大手監査法人や上場企業から独立開業し、ミツモアへの登録後10ヶ月ほどで累計成約金額130万円に迫る実績を上げ、Web集客の柱にしています。

課題

大手監査法人や上場企業を経て2018年に独立したものの、競争の激しい業界のなかでどのように新規顧客を獲得していくかという営業面・集客面での課題を抱えていました。

また、最初はオンラインでのマッチングに対し「本当に仕事になるのか」という半信半疑な気持ちもありました。

ミツモアでの成果

登録初回の案件で運良く成約に至ったことを機に本格的な活用を開始し、登録から約10ヶ月で成約金額は130万円に迫る勢いを見せています。

獲得した高評価の口コミを蓄積することで事務所の実績を可視化し、今では頼れる直接的な顧客獲得ツールとして稼働しています。

成功の要因

成功の要因は、ミツモアの顧客層(PC作業に慣れている個人事業主や店舗経営者)の特性に合わせ、業務を徹底的にオンライン化・効率化したことです。e-Taxや各種クラウドツールを活用して書類や移動の手間を省き、顧客に一部の作業負担を依頼する代わりに提示価格を調整する工夫を行いました。

また、定型文ではない一人ひとりに向けた誠実なメッセージ作成も成約に繋がっています。

お客様の事業内容を踏まえ一つひとつ文章を考え、コピペではなくお客様一人ひとりに向けた文面にするよう気を配っています。


【ミツモアの税理士案件の評判】ミツモアで成約率を高めるコツ

ミツモアで成約率を高めるコツとして、口コミの数、メッセージの中身の2点があげられます。

口コミを積み上げる

ミツモアで案件を獲得する際は、以下のように口コミが3件以上あると、成約率は口コミがない場合の3倍になります。それは、専門家ではない依頼者がインターネットを介して税理士を選ぶ基準として、他の依頼者からの評判を重視するからです。

口コミ件数成約率
なし基準(1倍)
3件以上3倍

依頼者と丁寧なコミュニケーションを重ねて、早めに口コミを増やしておくことで、成約率をアップしやすくなります。

士業向けメッセージで入れるべき3要素

自動応募で送るメッセージは、実績・料金・経験の3つを具体的に書くと選ばれやすくなります。

  • 実績を数字で示す
  • 料金の見通しを伝える
  • 同じ業界・規模の経験を伝える

実績は、「数多く承ってまいりました」という書き方よりも、「累計○名の顧問を担当してきました」のように数字を入れると、経験の量が具体的に伝わります。

料金は、正確な見積もりに必要な情報(業種・売上規模・従業員数など)を先に示すと、依頼者が費用の見通しを立てやすくなり、返信や成約に結びつきます。

経験は、依頼者と同じ業界や同じ規模の会社を担当した実績を書くと、「自分の状況を分かってくれそうだ」という安心につながります。

抽象的な言い回しを具体的な数字や業種名に置き換えるだけで、メッセージの印象は変わります。定型文のまま使い続けるより、3つの要素を入れて書き直すことで、選ばれる確率が上がります。


まとめ

現在では多くの依頼者が税理士をインターネットで探しています。また、効率よく自分に合った税理士を探すためにマッチングサイトで比較しながら検討するケースは少なくありません。

実際にミツモアでは、2025年度は税理士カテゴリの依頼は全体で59,841件も届きました。

インターネット集客のひとつの選択肢として、ミツモアは初期費用がかからないという点で手軽にはじめていただけます。コンスタントに成約するにはコツはいりますが、検討されている方はまずはご登録ください。

ミツモアで新しいお客様と出会おう

ミツモアは見込み顧客と出会える集客プラットフォームです。

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